DHA EPA 効能 比較 nau

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DHA EPA 効能 比較 

ドコサヘキサエン酸（DHA）は、不飽和脂肪酸のひとつで6つの二重結合を含む22個の炭素鎖をもつカルボン酸 

(22:6) の総称ですが、通常は生体にとって重要な 4, 7, 10, 13, 16, 19 位に全てシス型の二重結合を保有し、ω-3

脂肪酸に分類される化合物を示すものです。魚油に多く含まれ、日本人は魚類を食べることによって無意識に摂取し

てきたが食生活習慣が欧米化した近年は減少しています。 ヒトでは、体内で合成できないα-リノレン酸から体内で

DHAを合成するため、広義では必須脂肪酸とされます。健康増進効果があるとされ、EPAと同様にサプリメントや食

品添加物として利用されている。DHAは精液や脳 、網膜のリン脂質に含まれる脂肪酸の主要な成分である。DHAの

摂取は血中の中性脂肪量を減少させ、心臓病のリスクを低減する他、DHAが不足すると脳内セロトニンの量が減少

し、多動性障害を引き起こすという報告もあります 。アルツハイマー型認知症やうつ病などの疾病に対してもDHA

の摂取は有効であるとされています。 エイコサペンタエン酸（EPA）若しくは、イコサペンタエン酸は、DHA同様、

ω3 脂肪酸の一つです。EPAは、5つのシス型二重結合をもつ20炭素のカルボン酸です。EPAは、プロスタグランジ

ン、トロンボキサン-3、ロイコトリエン-5の前駆体である多価不飽和脂肪酸の1つでヒトでは、体内で合成できない

α-リノレン酸から体内でEPAを合成するためDHA同様、広義では必須脂肪酸となります。EPAは、魚油食品、タラ、

ニシン、サバ、サケ、イワシから得られますが、母乳にも含まれている事が確認されております。 両者の違いはDHA

とEPAともに、中性脂肪や血中コレステロール値の上昇を抑制したり、血栓症の予防や血圧降下の作用があるとされ

ていますが厳密に比較するとDHAは動脈硬化の要因となる悪玉コレステロール（LDL）の作用を阻害する働きが、

EPAより強いといわれます。EPAは、血栓症予防、中性脂肪値を抑制する効果が強いといいます。実際、治療薬とし

て、高脂血症などに用いられています。ただし過剰摂取すると血液が凝固しにくくなります。普段の食事で摂取する

場合は大丈夫ですが、サプリメントでは摂取量を守ることが大事です。EPAはハマチ、サンマ、イワシ、マグロ、

DHAはマグロ、ブリ、サバ、サンマなどに多く含まれます。新鮮なうちに生食するのが有効です。

 

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